No.005 無線LAN環境下で死ぬほどぽてとらのラグがなくなったっていう話

Note
以前、2026/07/06に書かれた記事の再出稿となっております。(現在は消去されております...)
無線LAN環境下で死ぬほどぽてとらのラグがなくなったっていう話
Introduce
この記事を見に来てくださっている皆さんはおそらくVRChatをプレイしている方々だと思います。
VRChatで手軽にフルボディトラッキング(フルトラ)を行うのにぴったりのコスパ最強トラッカーがあるのはご存知でしょう。
それは、potesutoさんが制作しているぽてとらです。
Rebocapの6点トラッキングでも1万6000円~8000円が、ぽてとらを購入すると1万2,3000で購入することができるのです。お安いでしょう?
多くのVRChatterが購入しているのを筆者のつくねも時折目にしております.
私は学生でなおかつより安くフルトラに触れたかったので、当時販売されていた最新の (強化版)ぽてとら を購入しました。 当時は2はなかったんですよね。
有線のポートが設けられていない私の自宅では、無線を使わざるを得ない環境なんですよね
で、古い2019年製のルーター(7年前!?)を使用していたせいなのかわからないんだけど
「とてもじゃないけどらぐすぎる」
さすがにまずすぎる100ms超えてるやん。実感500msあるでこれは
っていうぐらいらぐい。
流石に1.3万つかえないやんってドブに捨てることはできなかったので、どうにかして使えるようにしたっていう話となっております...
本日のメニューはこちらです。
1.使用するモデルの確認
2.何故ラグかったのか
3.そのために私は何をしたのか
4.ガチ攻略
5.まとめ
1.モデルの確認
ぽてとら(強化版)
v2ではないので注意!
v2でもできると思うよ
IMU:BMI270
Espressif ESP32-C3 DevKitM-1
2.何故ラグかったのか
原因は大きく分けて3つ考えられます。
1つ目は、距離的問題。
ルーターのあるところは1階の廊下です。私の部屋は3つ部屋を挟んだ部屋
とっても遠い★
対角線上にあるので遠いです。ぽてとらが受信送信をしにくいんじゃないかと考えました。
2つ目は、WiFiの設定。
2.4GHzのWiFiが混雑しているからラグるのかと考えました
3つ目は、ルーターの買い替え。
ここまで来ると本末転倒ですが、買い替えを検討しました。
経年劣化で届く範囲や出力が弱まっているのではないかと考えたからです。
3.私が行ったこと
まず1つ目
距離的問題、遠いのならば自分が近くに行けばよいのではと思ったので ルーターの真上の部屋(父親の寝室兼ゲーム部屋)で行いました。
遅延を見てみるとかなり改善しました
100ms -> 10ms に ほぼリアルタイムになりました!
でもQuest3の電池消費も激しいし、親が日勤のときはこの部屋使うし...で色んな事情で毎日はできないなって思ったので別案を検討しました。
2つ目
WiFiの混雑、WiFiの混雑状況を見ることのできるアプリを使用して空きのある(緑とか)のchを覚えておきます。
次にWiFi管理画面にアクセスしてチャンネルを変更します。
最初は良かったけどなんでかラグくなってくる...
ならば他の手段を取るしかない....
3つ目
こればかりはお金ないけどやらざるを得なかった。
ルーターの買い替え、
私はTP-LinkのBE7200を購入し、設置しました。これがちょうど4,5ヶ月ほどのことです。
結果は...意外と改善しました
100ms -> 40ms まで改善しましたが、1つ目の改善策と比べると劣っていることがわかりますね。
やはり受送信が弱いのでしょうね。
4.ガチ攻略
使話なくなったルーターをどうするかってことで、考えた結果, ネットの通信はメインPCで行い、有線ケーブルを使用して古いルーターを接続することができれば自分の部屋でのみ使うことができる、 私だけのぽてとら通信空間が構築できるのではないかと。
[TP-Link(新しいルーター!)]
│
(Wi-Fi接続)
▼
[MainPC]
│
(LANケーブル)
▼
[もう使わなくなったルーター]
│
│─► [ぽてとら(3台:Master1基,Host2基)]
[つくねがぶいちゃでおどる]
これだなと思いましたね 我ながらいい考えだなと。
これを用語ではICS(Internet Connection Sharing){インターネット接続共有}というらしいです.
有線でトラッカーを接続しているんじゃないかと思うぐらいキビキビにトラッカーを動かしていく手順をここに記そうと思います
この手順通り試せば3msも夢ではありません
私の環境(Linux)では最低3ms最大15ms平均8msでした。
1.使うもの
- WiFiルーター(二台目)3000円ほどの中古ルーターでも代替可!
- 有線ケーブル30cmもあれば十分 (私のはめっちゃ短かった15cmだった)
- Windows または Linux インストール済みPC
2.Windowsでの設定方法
ルーターの用意
- 動作モードの切り替え:2台目ルーターの背面等のスイッチを AP モードに切り替えます。
- ケーブル接続:PCの有線LANポートと、2台目ルーターの WANポート をLANケーブルで繋ぎます。 (一度Windowsに戻って作業を進めて下さい)
Windows上での設定
- Windowsキー + Rを押し、
ncpa.cplと入力して"ネットワーク接続"ウィンドウを開く - ネットに繋がっている Wi-Fiアダプターを右クリックし、プロパティを開きます。
- 共有タブをクリックします。
- ネットワークのほかのユーザーに、このコンピューターのインターネット接続を通しての接続を許可するにチェックを入れます。
- ホームネットワーク接続のドロップダウンが表示された場合は、イーサネット を選択してOKを押します。
起動の待機
接続直後にIPエラーが出る場合がありますが、PCからそのルーター用の新しいIPアドレス(192.168.137.xx)が割り振られるまで3分程度待ちます。
準備完了です
WindowsのICSはしばしば動作していないときがあります。筆者もこの原因を探しております。詳細は問い合わせて下さい WindowsでのICSは動作が怪しいですのでLinuxが使用可能ならば使用して下さい
2.Linuxでの設定方法 (主にArch Linuxを使用して説明します)
ルーターの用意
- 動作モードの切り替え:2台目ルーターの背面等のスイッチを AP モードに切り替えます。
- ケーブル接続:PCの有線LANポートと、2台目ルーターの WANポート をLANケーブルで繋ぎます。 一度ネットワークの接続が遮断される可能性があります。 (一度Linuxに戻って作業を進めて下さい)
Linux上での設定
bash
nmcli を使用して有線接続(enp73s0とか) のIPv4モードを sharedに設定します。
接続名を確認(通常は "Wired connection 1" など)
nmcli connection show
IPv4を共有モードにし、ルーターA(メインWi-Fi)よりメトリック優先度を下げる(数値大きめ)
sudo nmcli connection modify "Wired connection 1" ipv4.method shared
sudo nmcli connection modify "Wired connection 1" ipv4.route-metric 200
接続を再起動して反映
sudo nmcli connection down "Wired connection 1" && sudo nmcli connection up "Wired connection 1"
メインWi-Fiの優先度(メトリック)を高く設定(数値小さめ)
sudo nmcli connection modify "TP-Link_WiFi_5G" ipv4.route-metric 100
接続を再起動
sudo nmcli connection down "TP-Link_WiFi_5G" && sudo nmcli connection up "TP-Link_WiFi_5G"
接続が可能になっていると思われます
以上の設定を完了したらSlimeVRを起動してみて下さい
設定タブを見て左上のIPアドレスが
Windowsなら192.168.137.xx
Linuxなら10.42.0.xx
ならば成功です!
あとはいつもどおり接続したら終了です!
まとめ
TP-Linkのルーターを買い替えても悪かったのはやっぱりぽてとらの受送信感度が低いからなんですよね....
思わぬ出費でしたがネット速度も上がったのでまぁいいです。
初心者向けではあるけど玄人向けでもある最強のトラッカーぽてとらみなさんも買ってみてはいかがでしょうか
あとこれは、有線でやっているひとこれらの内容をWindowsの機能の一つWiFiホットスポットで使用することができます、もちろんWiFi付きマザーボードを購入する場合がございますが
この記事では古いWiFiルーターを利用して自ら実装しているようなものです。
ここまで読んでいただいた皆様、お疲れ様でした!
ありがとうございました。
Authored by Tsukune.
